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機関紙「日赤労働者」

「医療崩壊をくい止めるために増員、労働条件改善を 二〇〇〇八年春闘要求アンケートの特徴

 春闘要求アンケートの集計は、十五単組一、四三七名で(三月八日現在)となり、賃上げ要求額は、平均で昨年より若干高い二六、六〇五円となりました。
 昨年と比較して、性別、年齢、雇用形態、組合加入、職種に大きな変化はなく、約九割が女性であり、約八割弱が看護職となっている。年齢では二〇歳代が三割強と一番多く、平均年齢は約三七歳でした。雇用形態はほとんどが正職員であり、今後、嘱託・臨時・パート職員への取り組み強化が求められています。
 その結果討議を経て、全日赤は「本俸一律一〇、〇〇〇円」と「体系是正を合わせて、二七、〇〇〇円以上」引き上げ要求を決定しました。

生活実態は

 生活実態では、昨年より「かなり苦しい」が二ポイント増加し、「やや苦しい」が一・二ポイント減少。両方併せ「苦しい」と答えた人は、昨年より〇・八増加の四八・四%と約半数となりました。昨年までは、「苦しい」は減少傾向でしたが、今年は増加し「まあまあ」を上回りました。
 年齢別では、一〇歳代(三三・三%<六六・七%)と二〇歳代(三六・一%<五六・四%)では、「苦しい」より「まあまあ」が多いが、三〇歳代より高年齢層では「苦しい」が「まあまあ」を上回っている。特に四〇歳代では、六五・九%が「苦しい」と答え、昨年の六〇・四%より五・五ポイント増加しており、「まあまあ」との差では一四・二ポイント(二二・四ポイント→三六・六ポイント)増加した。
 「とても疲れる」五七・三%(昨年五九・二%)と「やや疲れる」三九・八%(昨年三七・八%)を合わせて九七・一%(昨年九七・〇%)に達し、ほとんどの職員が疲れている状況が続いています。
 年齢別では、「とても疲れる」と答えたのは、「二〇歳代」が六〇・九%にも及び、「三〇歳代」五三・六%、「四〇歳代」五一・九%、「五〇歳代」四九・八%、と年齢が高くなるにつれ「とても疲れる」の割合は減っています。しかし「やや疲れる」と合わせた割合は、回答数の少ない六〇歳代を除き全ての年代で約九〇%を超えました。(二〇歳代↓九五・七%、三〇歳代→九七・六%、四〇歳代→九四・一%、五〇歳代→九〇・八%)

職場での不安は

 全体では、(1)「人員不足」、(2)「賃金が安い」、(3)「休暇がとれない」、(4)「時間外労働」、(5)「一時金がすくない」、(6)「仕事がきつい」、(7)「成果能力主義」であり、(2)と(3)が僅差で逆転した以外は昨年と同じ順位。割合はそれぞれ減少するなかで、「成果能力主義」と「経営状況悪い」が増加しました。

グラフ

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