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機関紙「日赤労働者」

日本医労連 3・5中央行動を展開 全日赤は勤務評定反対・本社要請行動も行う

写真 「賃上げ・雇用で貧困なくせ!安全・安心・暮らしを守れ」、〇八春闘前半戦のヤマ場の三月五日、医労連や他産業の労働組合などが春闘要求とともに、後期高齢者医療制度の廃止などを求めて、三五〇〇人が多彩な行動を繰り広げました。
 日本医労連は、「医師・看護師ふやせ」「地域医療を守れ」「労働基準法を守れ」などの課題にわかれ厚労省交渉をおこないました。また、医師・看護師ふやせの署名を持って国会議員を訪問し、職場の実態を訴え賛同を要請しました。
 全日赤の職場の仲間も、厚労省交渉・国会議員要請・人事院前行動・国土交通省前行動に分かれて行動に参加を行いました。また、健保労組は住民とともに「社会保険病院存続を」求めて宣伝行動を展開。全医労も独立行政法人国立病院機構前で「業績評価制度」反対の行動を行いました。
 全日赤は、これらの行動に本部と一八単組から四三名が参加し、そのうち一四名が日赤本社へ向かい、「勤務評定導入はやめろ」と要請、交渉を持ちました。

勤務評定はチームワークを壊す!
4月1日からの導入は撤回を!

 本社要請行動には、日本医労連田中委員長と健保労組五十嵐中執が参加し、一四時から一五時まで本社地下会議室で交渉を持ちました。本社は服部人事課長と井上職員課長と唐澤係長が出席。主なやり取りは次のようなものでした。
写真 田中委員長:成果主義賃金は現在見直しが始まっている。医療の職場にはそぐわない。安全・安心がおろそかになってしまう。四月一日からの導入は止めてほしい。
 医療センター:一昨年試行したが、みんな反対している。この評価表は、現場に合わない。なぜ強行するのか。一七二名にアンケートをとった。賛成は七名だったが、その人たちも、ちゃんと評価できるならばと言っている。
 武蔵野保育園:感性で接する仕事に評価を入れてほしくない。
 全日赤:評定者アンケートでも、研修を積み重ねても、公平・公正な評価はできないと言っている。
 医療センター:昨年の年末一時金では約半数の医師に対して、格差をつけて支給した。基準もわからず、みんなやる気をなくしている。こういうやり方はいいのか。
 大津:勤務評定をやっている病院を辞めて大津日赤に就職した人がいるが、勤務評定で人間関係がぐちゃぐちゃになってしまい、辞めたとのこと。今度日赤にも導入されると聞いて、日赤だけはそんなことはないと思っていたのにとがっかりしている。看護の職場は忙しく、へとへとになっている。チームでカバーし合って仕事しているのに、人間関係を壊すことには納得できない。
 釧路:赤十字の公平や平等という考え方が好きで仕事を長年してきた。「もっとクロス」ってなんですか。地域のみなさんや患者さんに赤十字のことを分かってもらおうというなら、みんなで協力し合ってする仕事の現場を壊してほしくない。
 本社:「もっとクロスしよう」と勤務評定は関係ないです。イメージアップのことですから。
 庄原:医療の現場では、1人の患者さんをみんなで看ているんです。その中の1人だけが、特昇するというのは納得できません。
 全日赤:施設から「どうしたらいいのか」という疑問の声もある。四月からの導入をなんとしても中止してほしい。

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