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機関紙「日赤労働者」

東京の戦争と平和を歩いてみた〈前〉 全日赤平和ツアー

写真 本部は、東京にある戦争遺跡や施設を見て平和を考えようと、〇八年一月八〜九日「全日赤平和ツアー」を企画し実施しました。参加者は本部・単組からの9名でした。
 一日目は境内入り口にある「靖国神社」と彫られた石標前からスタート。新宿平和委員会の長谷川順一さんにガイドをお願いしました。
 靖国神社は、戊辰戦争の政府軍戦死者らを慰霊するため、明治天皇が一八六九年に建立されました。その主な特徴は、戦前、天皇のために戦って死んだと軍が認定した兵士を「神」としてまつる軍事的宗教施設で、陸軍・海軍両省が監督し、憲兵隊が守衛。天皇のために戦って靖国にまつられることは最高の名誉だと、国民を戦争にかりたてる役割を果たした神社であり、全国にはりめぐらされていた護国神社や忠魂碑など軍事的宗教施設の総本山でした。
 戦争博物館である「遊就館」には、頭部に一・五トンの爆薬を入れて敵艦船に体当たりする人間魚雷「回天」、ロケット特攻機「桜花」の戦闘パノラマなども展示してありました。参加者一同、改めて戦争の非人間性を痛感したと思います。
 その後、財団法人日本傷痍軍人会が運営している「しょうけい館(戦傷病者史料館)」を見学しました。ここは、戦地で受傷した時身につけていた実物資料や医療などの様々な資料、体験記などがあり、ある兵士の足跡を辿る形で、入営から戦場での受傷、戦地医療、内地での療養、社会復帰と現在までの戦傷病者の労苦が展示してあります。

二時間半で一〇万人の犠牲 東京大空襲

写真
大灯籠にある「日赤救護看護婦」にレリーフ
 東京は一九四五年三月一〇日の「東京大空襲」で、空前の被害を受けました。米軍機は東京の下町、現在の江東・墨田・台東・中央区にかけて、約六〇万個、一六六五トンの焼夷弾を投下し、街を火の海にしました。二六万個の家屋が焼き払われ、負傷者約一一万人、死者は推定一〇万人に達しました。

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