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機関紙「日赤労働者」

第1回血液センター対策委員会 香川で開催

 一〇七年度第一回対策委員会が十一月二〜三日香川県・琴平で開催され、北海道室蘭・秋田・滋賀・和歌山・広島・香川・高知の各センター単組代表が参加しました。
 今血液センターでは新システムの導入や安全対策、血液不足による臨時配車、受付時間時の延長などにより、年休が取れない、時間外が多い、昼休みも取れないなどの状況が進行しています。
 四月から医薬情報が学術課に組織変更になり、検査技師や薬剤師を医療職(二)表から一般職(一)表への変更、休日出勤手当や旅費日当の廃止を提案してきています。これらに対し、労働組合が粘り強くたたかい奮闘していることが報告されました。
 血液事業本部は、「平成一八年度の赤字が五〇億円見込まれる」として、分画製剤の販売促進と血液センターの集約を強力に進めてきています。また、初流血除去の開始に伴い、中腰で採血をしているため、腰痛を訴える看護師が多く対策が求められています。
 会議では、こうした職場要求の実現のため引き続き本社交渉を行っていく、政策づくりのため、今年度血液対策委員会に「小委員会」を設置することを確認し、対策委員長に小島正太郎氏(兵庫)、副委員長に半田純子氏(滋賀)を選出しました。

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