機関紙「日赤労働者」

第1回中央委員会
大幅賃上げ4月実施は当たり前
ストライキや署名取り組みへ決意表明

 全日赤は2月8日から9日、東京・日本医療労働会館を会場(交通事情で集合できない中央委員およびオブザーバーはWeb併用)に、「全日赤2024年度第1回中央委員会」を、33単組・中央委員40名と地方協議長・傍聴者・本部役員を含め全体で68名の参加で開催しました。

春闘方針・統一要求決定、スト権確立

 全日赤は、(1)2024年度秋年末闘争の総括、(2)2025年春闘統一要求・春闘方針(一時金の基本額妥結基準含む)、ストライキ(スト)権の確立について提案しました。

賃上げ要求3万3千円、体系是正含め5万円以上

 2025年春闘賃上げ要求額は、2024年度要求アンケートの平均要求額(3万2570円)と医労連要求額から本俸一律3万3千円、その体系是正で5万円要求としました。医労連の「5万円賃上げ」要求は生計費原則に基づく要求であり、アンケートの賃金不足平均額(5万433円)からも5万円以上の賃上げは、職員の切実な要求と言えます。

「賃上げ」にこだわる春闘

 物価高騰と人手不足で、昨年に続き賃上げの機運が高まっていますが、私たち医療・福祉労働者だけとりのこされています。職員の生活をまもり人材を確保するためにも大幅賃上げは必要であり、4月から実施することは当たり前です。
 中央委員会では、秋年末闘争において粘り強い交渉をおこない、一時金の削減幅を小さくさせたり、労働環境の改善につなげたりした報告がありました。また、待機実態と手当が見合っていない現状、薬剤師確保調整手当をきちんと支給させるために薬剤師の組合加入の声をかけようと呼びかけられました。また、勤務評定の評価に時間がかけられないこと、被評定者の実務をしらない評定者が評価していること、個人のスマホから入力作業ができるが時間外手当の対象でないとの発言もありました。また、夜勤問題、組織拡大強化についても発言がありました。春闘ではストライキを構えてたたかうことの重要性や署名の取り組みについての決意表明もありました。

要求提出2月28日
回答指定日3月12日

 各単組は2月28日に要求提出をおこない、「大幅賃上げと賃金改善を求める」職員家族署名を開始します。また、回答指定日は3月12日で、翌日の統一行動日には、全単組で闘争ワッペンを一斉に着用します。春闘決着を目指して3月27日にも統一行動を配置します。
 提案された議案(補足議案含む)に対し、質問を含め47名が発言し、春闘統一要求と春闘方針は満場一致で可決されました。春闘統一要求に対するスト権も満票で確立しました。