機関紙「日赤労働者」
地方協通信
各単組へオルグ再開
次世代の青年役員の発掘
関東
11月30日から12日1日、山梨県山中湖「オーベルジュ秋桜」で2024年度関東地方協定期大会を開催し、オンライン参加も含めて、4単組12名が参加しました。
地方協議長のあいさつ、本部代表として中央副執行委員長のあいさつの後に2023年度活動報告を地方協書記長からおこなわれ、参加した単組からも議案書の報告がありました。その後、地方協書記長より、2024年度運動方針の提案がされ、質疑・討論のなかで、学習会や単組オルグなど年間計画や、若手職員に対するアプローチの仕方などの意見がだされました。
1日目の終了後は、おいしい料理とおいしいお酒に舌鼓をしながら、遅くまで交流が続きました。
2日目は、2023年度決算報告、2023年度会計監査報告がおこなわれました。2024年度予算案の提案討議のあと、すべての報告・提案が満場一致で可決されました。その後に、2024年度地方協役員の提案があり承認されました。
可決された方針では、各単組へのオルグを再開し、活動困難な単組の支援を地方協でおこなっていくこと、特に次世代を担う青年役員を各単組が協力して探すことを意思統一しました。
単組学習会で力づくり
集合会議を含め対面重視へ
中四国
12月14~15日、2024年度中四国地方協定期大会を松江赤十字病院にて開催し、8単組19名(本部含む)が参加し、活動報告と活動方針を討議しました。
各単組の活動報告は以下のとおりです。非正規職員の一時金に一律を上積みできた(松江単組)。ハラスメントの相談環境の改善を求めている(庄原単組)。透析外来で就業規則にない勤務命令を指摘し是正させた(広島単組)。施設は「一時金は全国一律なので交渉権がない」と認め議事録に残すことができた(広島(血)単組)。一時金削減回答に抗議しスト決行。多くの患者さんから激励あった(山口単組)。5年ぶりの門前ストライキに本部書記長の支援で組合員の士気が上がった(高松単組)。粘り強く交渉を続け年末一時金の削減幅を縮小(高知単組)。
24年度もWebを中心に集合会議をおこなう方針であり、23年度の2回の役員会と看護師看護助手集会は、集合ならでは雰囲気や、集まって話し合う労働組合の原点を再確認しました。また、コロナ禍で停滞していた地方協間での相互支援オルグを復活させること、単組の力をつけるためにも学習が重要であること、各単組は組織拡大に取り組み、新歓に力を入れることも含め、新しい方針を全員一致で賛成し、方針が確立されました。