機関紙「日赤労働者」
近畿
次世代育成を強化
人手・勤務ルール等で発言
近畿地方協第48回定期大会が、9月20日(土)、大阪府教育会館「たかつガーデン」にて開催され、代議員・役員および本部含め17名が参加しました。
はじめに、大会議長に大津単組の代議員を選出し、議長のあいさつに続き全日赤本部の中央執行委員長が来賓あいさつしました。書記長より、2024年度運動総括の報告および2025年度運動方針案が提案されました。組織拡大強化重点単組への支援は支援体制を整えるためにライングループで相談し、具体的な支援をおこなう提案もありました。次に議長より財政報告および財政方針案が提案され、会計監査より監査報告がされました。
各単組からの特徴的な報告は、伊勢単組「夜勤専従でもないのに2交代で12回の夜勤者がいる。不当労働行為を知っていないと対処できない」、大津単組「準夜明けに4時間の時間年休をつけさせた」、京一単組「小児科患者数が減っているため夜勤人員が減らされる」、京二単組「師長がタクシーチケットを請求しづらいようにしている」大阪単組「現場に相談もないまま病棟と外来の一元化が推し進められている」、高槻単組「人がいなさ過ぎて人間関係もギスギスしている」、和歌山単組「組合と合意した勤務希望のルールが反故にされている」などの発言がありました。また、単組が勝ち取った協定を伝承していくこと必要性や、執行部体制の確立、次世代育成などの課題も出されました。

