機関紙「日赤労働者」

夜勤規制・大幅増員のアクションプランが始動
日本医労連75回定期全国大会

 7月22~24日、日本医労連第75回定期全国大会が滋賀県・おごと温泉で「産別統一闘争を高めて、憲法をいかし、医療・社会保障を拡充する政治へ転換させ、すべてのケア労働者の大幅賃上げと大幅増員を実現させよう」をスローガンに開催されました。
 米沢哲医労連書記長が運動方針案を提案。賃上げの世論をつくってきた一方で、賃金は他産業の引き上げの3分の1しか上がっていないと述べ、ストライキを構えた大幅賃上げを求めるたたかいや、政府に全額公費による賃上げ支援策と物価高や人件費増を補える診療報酬・介護報酬の臨時改定を求める団体署名や、夜勤規制と大幅増員をめざす署名を推進するためのアクションプランが提起されました。全日赤代議員団は、議案を補強する立場で「定年年齢の引き上げや諸手当の見直しの本社提案、10月の育介法改正にともなう全日赤要求の前進など25春闘の交渉経過について」の発言をしました。2025年度方針、産別スト権も確立しました。「『ふたたび白衣を戦場の血で汚さない』決意をあらたに」の特別決議と大会宣言を採択し閉会しました。

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