機関紙「日赤労働者」
病院調理師問題で集会
委託反対・地位向上を求めて
医労連・第34回病院給食問題全国交流集会
11月3日(日)から4日(月)にかけて医療労働会館において、日本医労連第34回病院給食問題全国交流集会が開催されました。参加者は全体46名で全日赤からは、5単組・本部含め7名が参加しました。
まず「病院給食の歴史と変革」と題した講演がおこなわれ、続いて基調報告の後、4分科会に分かれ意見を出し合いました。
人手不足の問題では、調理師学校に出向いて「やりがいのある職場」をアピールするなど調理師自らが動いている経験が報告されました。また今後は外国人労働者を雇い入れることも考えないといけないなどの意見が寄せられました。
次に委託化を阻止するためには、人員確保のためにも賃金・労働条件改善が必要であり、調理師も国家資格を持つ医療職の一員なのだから、それにふさわしい賃金でないと、病院調理師として働き続けられないという、地位向上に向けた言葉もありました。
委託反対や地位向上のためにも調理部門をアピールすることが重要で、調理師も厨房を出て、病棟に行こうと提起もありました。