機関紙「日赤労働者」
地方協通信
組織拡大のため援助
会費を組織活動費として
東 北
東北地方協では、10月26日(土)から27日(日)にかけて定期大会を開催し、代議員・地方協役員・オブザーバー・県医労連・本部含め16名が参加しました。
議長および書記長より2023年度活動報告および決算、2024年度方針および予算が提案され議論した後、全ての議案について全員賛成で承認されました。
議長は、「秋田血液センター単組が東北地方協に戻ってきて以前のような体制でスタートが切れたことは、本当に嬉しい。盛岡単組では、成長著しい若手が始めて全日赤の定期全国大会に参加し、議運、選管をしたことで今後の組合活動するにあたり良い経験になったと思う。また、今年度は地方協の組織拡大と、単組の活性化を目的とし、各単組の1年分の地方協会費を組織活動費として援助し有効活用してもらう取り組みをおこない、組織拡大に役立ててもらうことができた」と報告しました。
1日目の会議終了後に、鶯宿温泉に移動し懇親会をおこないました。コロナ禍でなかなか集まって語り合うことができなかったからか、二次会では秋田単組、盛岡単組の青年たちが朝3時まで語り合うなど素晴らしい交流ができました。
2日目の会議では、9月に、本社のグループ重点支援病院に盛岡日赤が、グループ支援病院に八戸日赤が指定され、それにより今後の労働条件に影響を及ぼす可能性もあるので重視していく。組織拡大強化について重点支援単組を八戸単組に決め、まずは地方協会議を八戸で開催し、単組組合員にも参加してもらえるように調整をしていくことにしました。
要求実現の活動報告
労働組合であるからこそ
九 州
10月26日、第46回九州地方協定期大会が福岡博多バスターミナルにて、集合とWEB形式の併用で開催され、6単組本部1名含む20名が参加しました。
報告では、6月22日~23日に昨年単組結成が実現した熊本にて青年・女性交流集会を開催し16名が参加。熊本大学労働法の中内哲先生を招き「労働組合とその法的保護・可能性」の学習会が大きな学びとなったことが報告されました。
各単組の活動では、昨年に引き続き沖縄単組が新歓でお弁当の配布と労金や共済の説明をおこない拡大。長崎単組の新歓でお菓子・お茶配布、部署毎に分かれた勧誘で拡大に。唐津単組では春~夏にかけ正規職員との処遇格差で嘱託ケアワーカーが加入し夏期交渉で永年勤続記念品を獲得するなど要求の実現をしました。
23年年末一時金闘争では地方協統一要求として「年末年始手当1万円」で交渉に挑んだ結果、熊本単組が獲得。
長崎単組では臨時職員の一時金が15年ぶりの水準に回復。九州B血単組でも大分単組でも労働組合があるからこその地道な増額を勝ち取った報告がされました。
役員選挙は、WEB参加の代議員が通信投票をおこなうことになったため持ち帰り、後日開票がされました。