機関紙「日赤労働者」

地方協通信

拡大目標を確認
各単組から特徴的な報告
近畿

 近畿地方協第47回定期大会が、9月21日、大阪府教育会館「たかつガーデン」にて開催され、代議員・役員および本部含め19名が参加しました。
 はじめに、大会議長に大津単組の代議員を選出し、議長のあいさつに続き全日赤本部の書記次長が来賓あいさつをしました。書記長より、2023年度運動総括の報告および2024年度運動方針案が提案されました。次に議長より財政報告および財政方針案が提案され、会計監査より監査報告がされました。
 議案は全て異議なく決定されたのち、全日赤組織拡大強化推進委員会の報告が委員よりなされました。
 各単組からの特徴的な報告は、伊勢単組「公式ラインで情報収集し改善につなげている」、大津単組「夜勤に関する休みは年休ではなく勤務免除にさせた」、京一単組「独自の創立記念日の休日を無くそうとしている」、京二単組「師長がタクシーチケットを請求しづらいようにしている」大阪単組「時間外請求できないとラダーに対する不満が強まっている」、高槻単組「リハ課長突然退職で職場が混乱」、和歌山単組「看護助手にラダーを導入した」などがありました。

本部から賃金闘争報告
24人勧のミニ学習会を開催
北信越

 北信越地方協議会第43回定期大会が、9月29日、長野市「長野市生涯学習センター」をメイン会場にオンライン併用で開催され、代議員・オブザーバー・地方協役員・本部含め8単組29名が参加しました。
 本部から挨拶と賃金交渉の経過および、今後のたたかい方、秋の組織拡大強化の取り組みを説明したのち地方協副議長より第1号議案の2023年度活動報告、地方協書記次長より第2号議案の2023年度会計報告があり、会計監査より第3号議案の会計監査報告がされました。次に第4号議案の2024年度活動方針と第5号議案の北信越地方協議会規約改正、第6号議案の2024年度予算案が地方協議長より提案、第7号議案の2024年度地方協役員の提案が地方協副議長よりされました。第5号議案は保留になりましたがその他の議案は賛成多数で可決されました。
 大会閉会後、本部よりミニ学習会「24人勧から見る今後の方向性」を開催し、人勧準拠反対方針の意義と今年度の人事勧告について学びました。

地方協要求を採択
組織拡大重点単組を決定
北海道

 9月28日から29日にかけて、北海道地方協第51回定期大会が、「琴似グリーンホテル」で開催され、代議員・地方協役員・オブザーバー・県医労連・本部含め19名が参加しました。
 はじめに、議長より、前回は完全集合での大会開催はできなかったが今大会は開催できたことに感謝する。また、久しぶりに皆が集まって顔を合わせて会議ができることをうれしく思うとの挨拶がありました。続いて書記長より2023年度活動報告がおこなわれ、「本社は賃上げすると言ったものの来年の3月実施と回答しており物価高騰を考えると我々の賃上げは4月遡及が当たり前である。来年3月実施の本社の姿勢には本当に情けなく思う」との発言がありました。
 報告に続いて2024年度運動方針は、2024年度賃上げと賃金改善、組織の拡大と強化、労働条件・職場環境の改善、年末年始の出勤手当と年末一時金闘争について方針説明がおこなわれ、地方協統一要求とあわせて議論され全員一致で採択されました。
 組織拡大強化の課題では、地方協全体目標として最低でも現勢を下回らないことが提起され組織拡大に取り組むこと、また、地方協として重点単組を旭川単組に決定し、今後支援等に取り組むことにしました。

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