機関紙「日赤労働者」

本社は誠意を持って対応と言うが
「私たちの声を聞いて」
8単組22人で強く要請行動

 全日赤は、10月7日(月)10時30分から12時30分にかけて、本社要請行動をおこない、8単組本部役員含め22名が参加しました。本社前庭集会には、日本医労連、全労災の仲間もかけつけてくれました。
 以下は参加者の発言要旨です。

全職員実感できる賃上げを

 「本社提案では若手は賃上げだが、現給保障を超えない中高年は上がらない。中高年は、若手を指導し、現場を支えている」「11か月遅れの3月実施でなく、今、賃上げすべき。職員なくして事業はまわらない」「グレードが上がってもすぐに頭打ちになる。枠外昇給の復活を」「地域包括ケア病棟の介護福祉士の格付けを福祉職にしてほしい」「待機手当が低すぎる」「ガソリン代が高騰している。自家用車等の通勤手当の引上げを」「再雇用は、基本給も下がり住宅手当もでないのに業務は減っていない」「資格手当の支給基準を示して」

やはり勤評いらない

 「組合員以外からも勤務評定をなんとかしてくれと言われる」「若手に勤務評定の結果が一時金に反映される話をしたら衝撃を受けていた。あいまいな勤務評定になっている中ではできない。延期すべき」「一時金に反映されるなら辞めるしかないと、言っている。がんばっても評価されないならがんばる必要がない」「勤務評定は廃止すべき」

職場は問題山積み

 「看護ラダーの書類作成も多く時間内ではできない。ラダーの面談も勤務評定の面談も一緒にされている」「人手が足りない」「年休を申請しても『あなただけにはあげられない』と言われる。師長は労働時間管理の研修をしていないのか」

◇   ◇

 要請を受け本社は「皆さんの声をしっかり受け止めながら、今後も団体交渉や事務折衝で誠意を持って対応していきたい」とコメントしました。

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