機関紙「日赤労働者」
地方協通信
近畿
拡大目標を提案
率直な悩み出される
9月16日(土)、2023年度近畿地方協定期大会が、たかつガーデン・大阪府教育会館会議室で開催され、代議員・地方協役員・本部含め7単組19名が参加しました。
はじめに、議長より2022年度運動総括の報告および2023年度運動方針が提案されました。引き続き書記長より2022年度の財政報告と2023年財政方針の提案がされました。そして、組織拡大担当者会議の報告がされ、単組の拡大目標をもつことが提案されました。また各単組の活動報告及び現状報告をおこない、議論を深めました。
譲渡された施設で働く元日赤職員から「日赤では優遇されていた」と聞いたことや、休憩が取れないことに対し師長や看護部長も「どこも一緒」と時間外手当の申請すらできない実態がだされました。欠員も多いため残業も多く、年休も取れない実態や、夜勤の間に夏休みが入るケース、施設の老朽化で動くエレベーターが限られて患者さんも遠回りをしないといけない実態など出されました。また、若手職員が過酷な状況に対し声を上げるより受け入れていてどのようにアプローチしたらいいのかなど率直な悩みもだされました。
総括と財政報告は拍手で承認され、運動方針と財政方針は、満場一致で採択されました。
北信越
次世代を担う人材確保
青年部の活性化を意思統一
9月23日(土・祝)の午後1時より4時にかけて、全日赤北信越地方協第42回定期大会が富山県富山市、富山赤十字病院労働組合の事務所2階会議室にて一部web形式で、代議員・地方協役員・本部含め7単組32名が参加しました。
本部から挨拶を兼ねて賃金交渉の内容とたたかい方、組織拡大強化の取り組みについて説明したのち、地方協議長より第1号議案の活動報告、地方協書記長より第2号議案の会計報告があり、会計監査より会計監査報告がされました。次に第3号議案の2023年度活動方針と役員提案、第4号議案の2023年度予算案、第5号議案の秋年末闘争での単組代表者会議の日程が提案され、賛成多数で可決されました。
組織拡大強化の方針として、(1)署名活動の取り組み強化として、取り組みができていない単組への支援と取り組み集中月間の設定。(2)組織拡大支援オルグとして、新歓や未加入職員への説明会や医労連共済の取り組みに対する支援を地方協四役が分担して各単組の支援をおこなう。(3)次世代を担う人材確保の観点から青年部活動の活性化を意思統一しました。
東北
組織拡大強化で議論
団結強化のため要求を確認
9月30日から10月1日、東北地方協定期大会が、岩手県つなぎ温泉を会場に、代議員・地方協役員・オブザーバー・本部含め19名が参加し開催されました。
1日目は、組合員が集い盛岡の名所を散策、手づくり村では陶芸などをおこないました。その夜は、「コロナ禍の中よくみんな耐え抜いた。再会を祝したい」と深夜まで交流しました。
2日目は、はじめに議長より、コロナ感染の中での業務奮闘そして活動への努力があったことなど、2022年度活動報告がおこなわれました。
全日赤の一番の課題でもある組織拡大強化について議論しました。2023年度の拡大目標について、本部が示した目安を目指しつつ各単組が目標を設定しました。また労働組合は要求で団結する組織であることから地方協としても各単組の要求を把握するため、次回の会議に持ち寄ることを決定しました。