機関紙「日赤労働者」
“ご注意”
賃金明細の誤りに
4月以降に本部に単組からの依頼で賃金明細書を解読したところ、複数の単組で時間外手当の計算式や時間単価記載の間違いにより実際の支給額が低く支払われているなどの重大な誤りがありました。
これまで本部に寄せられた賃金明細書ではほとんど無かったこと、複数の単組であったこと、4月の新賃金への移行時に明細書の様式に変更が加えられていること、新賃金移行時に施設総務課(人事課)が大混乱をしていたとの声が多いことから、発覚している賃金明細書の誤りは本部が把握している単組以外でも十分に起こりえると推測されるので、今一度、賃金明細書の確認をお願いします。
賃金明細書は、私たちが1ヵ月働いて得た労働力の対価を確認できる唯一のツールです。未払賃金(残業代など)が判明した時、施設へ支払いを求める為の『重要証拠』でもあります。
「支払い合計額(手取額)のみを見て捨てている」「電子化されてそもそも見ない」との声もありますが、これらは自らの労働力が安くても気付くことができないリスクを孕む行為です。単組で賃金明細書をみる学習会等を開催し、集団で解読をしましょう。