機関紙「日赤労働者」

本社要請行動
3年ぶりリアル要請
本社前でシュプレヒコール

 4月24日、3年2か月ぶりにリアルで本社要請行動をおこない、12単組16名(本部含む)、日本医労連・全国組合協議会から12名の支援を受けて全体で28名が参加しました。宣伝カーのマイクを使い本社および世間に向けて「賃上げ必要」「勤務評定撤回」を強く訴えました。支援者からの激励を受けて、全員でシュプレヒコールをおこなった後、全日赤要請団は本社の会議室に移動しました。

〈発言の要旨(抜粋)〉

賃上げ・賃金改善

 「物価高が生活を圧迫」「Rプランで賃金が頭打ちになることで展望もなく3月末に大量に退職した」「なにをしたらP3になるのか?」「調整給がついているが、5年間は賃金もあがらない。業務量は昨年よりも増えている」「4月の格付けで職場はギクシャクしている。勤務評定は廃止を」「限りある原資を確保するため人件費削減でいいのか?職員の生活を本気で守るのであれば医療施設の現状を国に伝えるべき」

夜勤・労働条件改善

 「時間外の業務内容を示すように追及しているが、『所属長の認めるもの』とあり認められない」「夜間労働は高血圧や不眠などの身体負担も大きい。インターバル確保のため時間年休を使っている。勤務間インターバルの制度必要」「介護休暇を使いたかったが説明もなく年休となった。上司・総務担当が制度を理解していない」「コメディカルの勤務化には増員が必要」「パートナーシップ制度を日赤の中にもいれてほしい。せめて施設での労使協議で導入できないか」

◇本社の態度

 事前の録画、この場でも意見をいただいた。みなさんの気持ちが面と向かって、画面上より伝わってきた。団体交渉や事務折衝で誠意を持って協議していきたい。

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