機関紙「日赤労働者」

要求「訴え動画」を上映
2つの署名追加文も手渡す
WEB本社要請行動

 2月6日10時30分より10単組21名(本部含む)が参加し、賃上げ・労働条件改善及び勤務評定廃止など、Webによる本社要請行動を行いました。冒頭で事前に収録した「訴え動画」を上映しました。

参加者の発言要旨(抜粋)

早期に賃上げ・賃金改善を

 「教育費や住宅ローンのある中堅の賃上げ必要」「光熱費や物価高騰で生活が苦しい」「田舎でもコンビニ価格は変わらず、自家用車の維持も大変」「ガソリン代も高騰し、駐車場代も高い。通勤費以上の交通費がかかっている」「医師からのタスクシフトで薬剤師の役割はもっと大きくなる改善必要」「資格手当は本社が基準を示すべき」

勤務評定廃止・格付基準を明確に

 「ベテランでもGP2といわれてモチベーションが下がった。基準は明確にされていないが、現場で中心になっている職員のGP3への道を作って欲しい」「トライアルで“あなたはP2ね”と評価用紙を渡され説明もない、これが正式な格付けなのか?」「勤務評定は絶対反対。勤務評定をきっかけに退職者が増えている」「職種によって役職数に差がある」

人手を増やして!

 「年休を希望しても“あげられない”といい、時季変更の日も指定されない」「年休希望しても振替休日にされる」「時間外労働手当を申請したらスタッフの前で“時間外付けたよね?私許可してない”と問い詰める師長がいるため、周りのスタッフは時間外申請できないと思っている」「人手不足で、どこの職場も疲弊している」「コロナ療養直後にコロナ病棟で勤務。体調万全でなく辛かった」「夜勤のインターバルには年休や休みでなく勤務免除にしてほしい」「コメディカルを当直から勤務化するためには増員が必要」

本社の態度

 本社は「コロナ禍で職員のみなさんのがんばりには感謝している。本日は、具体的な話をきかせていただいた」とコメントしました。
 全日赤は「通信状況も不安定だが、職員の声を聴いてもらった。本日、聞いた訴えに誠実に応えて欲しい」と強く要請しました。また、「勤務評定の中止を求める」署名と「透析手当と待機手当の改善」署名の追加分を手渡しました。

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