機関紙「日赤労働者」

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 スーパーに買い物に行くと、さまざまな商品が値上がりしていることを実感▼先日、総務省が毎月発表している物価の動きを数値で見る「消費者物価指数」では、1年前の同時期と比べたニュースが放映されていた▼すべての商品を網羅した総合指数では2・5%上昇。天候などに左右されやすい生鮮食品を除いた指数では2・1%上昇となっているとのこと▼台所に立たない私から見ると2%の数値はたいした値上がりではないと思っていたが、すべての商品が2割ほど以前の価格より値上げされており物価は確実に上昇している。また、最近では価格が据置きでも内容量を減らす、いわゆるステルス値上げの商品も増えているとのことで、特に、ホモソーセージが小さくなっていると個人的に思う(笑)▼この1年で一般家庭の生活費は10%近く上昇したと報道され、「消費者物価指数」を見ると、値上がり傾向が顕著なのは、生鮮食品を除くと、食用油、電気代、都市ガス代、ガソリンなどで、特に燃料・エネルギーの値段が大幅に高くなっているとのこと▼今後は、製造コストや輸送コストにも影響を及ぼすことが予想され、さらに値上がりする事は間違いないと思う。大幅なベアがなければ、今の賃金では生活できないと感じる今日この頃である。(Tk)

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