機関紙「日赤労働者」
医労連
看護要求実現交流集会
9月16日、日本医労連「2022年看護要求実現全国交流集会」がオンラインで開催され、全国から233名(内、全日赤は13名)が参加しました。
記念講演は、日本赤十字看護大学名誉教授の川嶋みどり先生から「コロナ禍の危機を転じて語ろう 看護の真価と可能性」と題し、お話をしていただきました。ケアの原点や看護とはなど情勢も含めてのお話で、困難な状況ですが、看護実践を通して「働くことへの喜び」、「仕事への誇り」を実感できるような改革をするのが労働組合の役割であり、平和であるからこそ、尊厳を守る看護が実践できることが述べられました。
その後、医労連看護対策事務局長から「基調報告」があり、「届けたい!私たちがやりたい看護」の冊子が完成したこと、新しい「増員・夜勤改善署名」に取り組むこと、そして、5年に一度の「看護職員労働実態調査」に取り組むことなどが提起されました。
患者さんや利用者さんによりよい看護をおこなっていくためにも、夜勤などの労働条件を改善するためにも増員は不可欠です。職場のリアルな実態をつかみ、より多くの人に伝え、世論をつくっていくことが大事です。全国でおこなわれている「いのちまもる地域キャラバン」への参加し、職場・地域での署名活動に大いに取り組み、職場での増員と夜勤改善を勝ち取りましょう。