女性が集まり『しゃべって』『食べて』『学び行動すると』元気と力がわいてきます。職場や単組単位で、楽しい女性の集まりを持ちましょう。働きやすい職場を作るため、男性女性に関わらず母性保護の学習をすすめ、特に妊娠中や子育て中の職員と積極的に関わりを持ち職場を改善していきましょう。
全日赤女性部では、全労連女性部や日本医労連女性協議会の方針を受けて、運動を進めていきます。職場の女性が自らの権利を学習し、職場改善の運動に進んで参加してもらえるよう、女性部の活動や学習などに積極的に支援をしていきます。
全日赤は各施設に「次世代育成支援対策行動計画」を策定させるべきだと考えています。本社に実効性のある中身を追及していくとともに、各施設でも策定させるように働きかけをしていきます。
近年、子育てしながら働き続けたいと願う女性が、多数を占める時代になってきました。また、長引く不況の中、働かなければ生活がなりたたないという状況も生まれており、保育所の役割はますます大きくなっています。一方、地域の人間関係が希薄になり、核家族化が進む中で、育児不安を持つ保護者も多く、地域全体での育児支援が、よりいっそう求められるところです。地域の保育所や認定保育園などの充実と安心して働き続けられるような院内保育所の設置・充実を求めていきます。
2007年度統一要求書の女性にかかわる要求が少しでも改善するように、本社に働きかけをしていきます。
すべての職種の女性の要求を網羅するためにも、母性保護を「知って・知らせて・行動できる」ような女性活動者交流会の開催の準備をすすめます。
具体的な活動については、次の通りです。
(1)各単組に女性が気軽に集まれるような魅力ある女性部の確立を目指します。
(2)2007年度に「全日赤女性学習交流会」を開催します。私たち働く女性の周囲で起きている問題や法律上の制度などについて学び交流を深めていきます。
(3)日本医労連女性協が発行した「2006年度版 女性の権利ノート」とそのCD-ROM版
の普及と活用に努めて、女性の権利の学習を強め、各単組でもそれについての学習会ができるように支援をしていきます。
(4)女性部ニュースを発行し、女性にかかわる法律、情報等を単組に配信します。
(5)日本母親大会(2007年7月25日〜26日・東京)、原水禁世界大会(2007年8月)、はたらく女性の中央集会(2007年9月29日〜30日・北海道)、日本医労連女性代表者会議(2007年10月6日〜7日・京都)等の集会に積極的に参加していきます。その他、平和を守る運動や集会にも積極的に参加していきます。
|