◇石巻単組への激励訪問の報告(4/4 9:30)
3月29日から31日にかけて、本部の羽根田中執が激励と情報収集を兼ねて石巻単組を訪問した報告が寄せられています。
「東北道を北上するにつれ段差注意の標識が目立ち始め、サービスエリアのパーキングでは、支援物資と思われる沢山の荷物を積んだ遠方からの車が数多く見受けられる。翌朝仙台市内に入ると、ものすごい渋滞である。電車が動いていないこと、支援の車が沢山来ていることが原因だそうだ。オープンしているガソリンスタンドでは、給油待ちの車で長蛇の列になっている。仙台市内でもまだ水やガスは復旧していない。現地のテレビ・ラジオでは、物資の配布場所や時間、オープンを予定しているお店の名前と場所、商品、そして入浴可能な温泉や場所、そこに行くためのバスの時間などを常に案内している。
石巻に到着。病院職員全員が無事であることが24日になって確認され、これまで病院に来ることが出来なかった職員も3月28日・29日には復帰し、3月28日の週になってやっと平常の勤務に近い体制が取れるようになったとのこと。しかし病院の1階では、いまだに簡易ベットが10台近く設置され、避難所等から搬送されてくる救急患者の対応にあたっている。また玄関前にはテントが張られ、薬や診察、相談のための受付が設置され、支援部隊が対応している。病棟では水の確保は出来ているが、患者の清拭は本来の半分程度に抑えているそうだ。
組合員の被害は、家を流された者が1名、流されはしなかったもののもう住むことが出来ない状態の者が2名、住めるかもしれないけど今は居られない者が2名ほどで5名は大きな被害を受けたことが明らかとなった」
最後に、単組執行委員長より「メッセージや支援物資、本当にありがとうございました。被災後の疲れが出ていましたが、元気が出てきました。頑張るぞ・・って思いました」の伝言があったことを合わせて報告します。
◇盛岡単組の組合員よりメールが届きました。(4/6 21:32)
盛岡は、3月22日から外来も通常体制に戻しました。救護には毎日8人一組の班を陸前高田市まで派遣してます。救護活動は一泊二日の24時間体制で、前日に派遣された班と現地で引き継ぎをして帰ってくる感じです。現地では避難所のなかに仮診療所を作って患者対応してます。それとは別に病院に被災地から1日1往復でバスがくるので、外来ではその方々のための午後診療をやってます。薬の処方戔だけがくることもあるので薬局は忙しそうです。救護には当初、日赤救護員だけが行ってましたが最近ではスタッフのほとんどが対象になってます。このように救護員を派遣しているので盛岡では夜勤が12回にもなっています。
☆広島単組から石巻単組への「激励の寄せ書」一部紹介します(3/28 17:58)
「被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。現地で大変な中、日々奮闘さてれいる皆様に何か少しでもお役に立てることを、離れた場所からではありますが、精一杯行っていこうと思います。応援しています。頑張ってください」
「命をつなぐために不眠不休で対応されているのではないでしょうか?少しでも早く状況が良くなることを願っています」
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